紀要第50号学会短信

中部地区英語教育学会 紀要50号 学会短信

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令和 2 年度中部地区英語教育学会第 1 回運営委員会 新型コロナウイルスの影響により、本年度第 1 回運営委員会はメール会議での実施となり、7 月 7 日 (火)に運営委員にメールで関連資料を送信し、7 月 14 日(火)を運営委員からの審議事項への回答 締切とし、以下の事項についての審議を行った。

【報告事項】

①島田勝正紀要編集委員長より紀要49号の投稿論文の採択結果について報告があった。②紀要編集委員長より紀要50号を発刊することが報告された。③田中武夫運営委員長よ2020年度全国英語教育学会第1回理事会について以下の報告があっ た。新会長選挙のための選挙管理委員会を設置すること、2020年度全国英語教育学会(中部会員) は309名であること、2020年度8月8-9日に開催予定であった第46回全国英語教育学会長野研 究大会は、開催を1年延期することになったこと、『ARELE 第31号』が発行され、次号32号を例年 通り本年度(2020)年度内に発行すること、など。  ④課題研究プロジェクトについて、佐藤臨太郎代表より 「日本のEFL環境における生徒の英語でのコミュニケーション意欲を高める指導の工夫」3年目発表、犬塚章夫代表より 「CLILとアクティブラー ニングによる外国語教育の可能性」3年目発表、今井隆夫代表より 「言語・認知・学習理論を基盤と した英語指導の新しい展開」3年目発表の進捗状況と会計報告がなされた。 ⑤各地区活動について各地区の運営委員より報告がなされた。 ⑥伊達正起委員および岡崎浩幸委員より、英語教育研究法セミナーと英語教育実践セミナーの来年度予定の愛知大会の発表者についての説明がなされた。⑦ARELE 第32号編集委員および査読委員の選出について確認された。 ⑧課題別研究プロジェクトの新規プロジェクトの公募の予定について説明がなされた。⑨紀要論文の転載許可について報告された。

【審議事項】

①紀要編集委員長より、査読委員および編集委員の依頼と確認がなされた。新査読委員について、各地区で選出し編集委員長に連絡することが確認された。 ②紀要編集委員長より、投稿規程・執筆要領の改訂について説明があり、承認された。③運営委員長より令和元年度事業報告があり承認された。令和2年度事業計画案について、以下の日程が承認された。1) 第2回運営委員会:2020年10月11日(日)午後、2) 紀要編集委員会: 2020年10月11日(日)午前、3) 紀要刊行:2021年2月末日④吉田三郎会計委員より令和元年度決算報告が行われ、承認された。⑤吉田会計委員より令和2年度予算案が提案され審議を行った。今年度の年会費の扱いについて 意見が出されたが、今年度の学会運営についてホームページに会長メッセージを掲載すること、特に大会延期、総会、会費等について会員の理解をお願いすること、紀要発行は例年通り行うこと、各地区で今後開催される研究会の案内を会員に向けて学会ホームページや一斉メールで発信すること等 の対応をすることで、会員への還元を図る方向が確認され、承認された。 ⑥犬塚章夫大会実行委員長より、第50回中部地区英語教育学会愛知大会の実施要項案が提案 され承認された。2021年6月末に名城大学(ナゴヤドーム前キャンパス)で行うことと2日間の大会日 程について提案がなされ承認された。基本的には、今年度予定していたものと同じ内容で開催する予 定であるが、今後の状況を見て検討することとした。なお、新型コロナウイルスの収束が見られず今年 度と同様の事態となった場合のプランを検討しておくべきとの意見があり、今後その代案をあらためて 検 討 することとした。⑦古家貴雄副会長より、50周年記念誌の発刊1年延期の提案があり、承認された。⑧運営委員長より、次期会長の選考委員会の設置について説明があり、承認された。⑨運営委員長より、山梨地区の新役員として堀田誠氏(山梨大学)の提案があり、承認された。⑩運営委員長より、今年度の総会の開催方法について提案があり、審議を行った。会員から意見を聞く機会を設ける必要があるとの委員からの意見があり、学会ホームページに運営委員会の審議結果を示すだけでなく、会員からの意見を聴取する期間を取ることとした。

中部地区英語教育学会運営委員会(メール会議)の開催

令和2年8月9日(日)午後2時より各地区代表1名からなる次期会長選考委員会(Zoom会議) を開催し審議した結果、酒井英樹氏(信州大学)を次期会長候補者として運営委員会に推挙するこ とを決定した。この選考委員会の結果を受け、8月11日(火)メール会議にて運営委員会を開催し、 次期会長の選出について提案がなされ、次期会長として現副会長の酒井英樹氏が全会一致で承認 された。その他の役員(副会長、運営委員長、会計委員)については、第2回運営委員会で選出・互選することに決 定 した。

令和 2 年度中部地区英語教育学会第 2 回運営委員会および紀要編集委員会

第2回運営委員会および第50号紀要編集委員会が、10月11日(日)にZoomにて開催された。紺渡弘幸会長から挨拶があり、その後、以下の事項について報告と審議が行われた。

【報告事項】

①田中武夫運営委員長より、令和2年度第1回運営委員会議事録の確認があった。 ②運営委員長より、令和2年8月22日(土)にオンライン会議で行われた令和2年度第2回全国英語教育学会理事会について、資料に基づき以下の重要な点について報告があった。深澤清治氏が 次期会長候補者として承認され、次年度長野大会総会において事後承認を得ることが承認されたこと、2020 年度年会費の減額は行わず、例年通りとすることが了承されたこと、第46回長野研究大会の開催について、2021年8月7日(土)・8日(日)にオンライン開催にて実施すること、など。 ③運営委員長より全国英語教育学会英語教育セミナーと言語系学会との共催の募集について説明がなされた。 ④運営委員長より、課題別研究プロジェクトの新規募集について説明がなされた。委員からは、3つの 新規プロジェクトを同時に採択すると3年間は新たなプロジェクトを採択できなくなるという意見が出たため、このことを念頭に、来年の新規採用については、「同時進行するプロジェクトは、最大3件までと する」が、募集要項の補足説明として、最大3件のプロジェクトの進行状態を守るために、「2021年度 については2件の採択を計画していること」、また、「2年間の企画を積極的に求める」などという記述 を付記することにした。⑤島田勝正紀要編集委員長より、紀要論文査読者への謝金について検討してほしいとの編集委員 から意見があったとの説明があった。

【審議事項】

①紀要編集委員長より、紀要50号編集委員会審査結果について以下の通りの提案があった。投稿 総数は46編、内訳は、理論研究7編、実証研究22編、実践報告10編、調査報告7編であった。 審査結果は、A判定0編、B判定35編、C判定3編、残りの8編は第三者査読を行うとの報告が あった。審議の結果、提案通り承認された。 ②紀要編集委員長より、現在の紀要投稿規定の第1項にある紀要論文カテゴリーの「研究論文」と 「実践報告・調査報告」を「研究論文」と「研究報告」としたいとの提案があり審議を行った。委員からは、カテゴリーから「実践」という語をとるのは避けたい、「実践報告」は残してほしい、サブカテゴリーで ある「理論研究・実証研究・実践報告・調査報告」をメインのカテゴリーにしてはどうか、などの意見が 出され、これらの意見をもとに編集委員会で再度検討し、次回運営委員会にて再提案することとした。 ③運営委員長より、会則の一部改訂について提案がなされた。会則第6条3項に「編集事務局長1名」、第7条5項に「編集事務局長は編集委員会において選出する」、第9条 3項に「編集事務局 長」を追加することが提案され、審議した結果承認され、来年度総会にて承認を得ることとなった。 ④紀要編集委員長より、J-Stageの紀要搭載業者の変更についての提案があり、審議した結果、承認 された。 ⑤酒井英樹副会長より、次期会長としての抱負が述べられた後、次期執行部についての提案があり、 審議の結果、副会長(研究担当)は古家貴雄氏(山梨大学)が継続すること、次期副会長(運営担当) に田中武夫氏(山梨大学)、次期運営委員長に滝沢雄一氏(金沢大学)、次期会計委員に和田順 一氏(松本大学)が就任することが承認された。⑥運営委員長より、中部地区英語教育学会設立50周年記念愛知大会についての提案があり、審 議の結果、次の5点について承認された。1)2021 年度の愛知大会はオンラインで実施する。2)オンライン大会運営の技術的な部分は業者に委託する。3)大会運営のその他の部分は愛知地区が中心 としつつ、他地区の運営委員を加えた委員会が行う。4)大会プログラムの内容は提案されているものをベースに考える。5)大会プログラムおよび開催方法については、委託業者との交渉の中で、プログラムの実現可能性とその費用のバランスを見極めながら、改めて運営委員会への提案・報告を行い、今 年 12 月までに決定していく。⑦酒井副会長より、全国英語教育学会長野大会についてオンラインによる開催予定であることの説 明があり、了承 された。 ⑧運営委員長より、広報活動の組織化について提案があり、組織化することが承認された。今後は組織化の具体策を継続して検討することとなった。⑨古家貴雄副会長より、中部地区英語教育学会50周年記念誌編集について説明があり、引き続き編集作業が行われることが確認された。⑩運営委員長より、石川地区のオンラインによる研究会が紹介され、会員に案内することが報告され た。他地区でもオンラインによる研究会の開催がある場合には、学会HPなどを通して会員に案内する こととした。

中部地区英語教育学会運営委員会(メール会議)の開催

令和3年1月9日(土)にメール会議にて運営委員会を開催し、第50回記念愛知大会オンライン開 催案について、1)大会要項案、2)オンライン大会にかかる経費案、3)学会補助の追加、の3点が提案され審議の結果、承認された。